2017.02.06
「メンズライク」でかっこいいスーツって?
** Signature Shinjuku Blog **
いつもご覧頂きありがとうございます。
新宿店の杉本です。
先日担当させて頂いたお客様で
こんなことをおっしゃっていた方が。
「既製品のパンツスーツって、なんで
全部ヒールに合わせる前提なんでしょう。
私はローファーとか、オックスフォードで
合わせたいんです。」
わかります、
ええ、お気持ちわかります・・・!
と、心の底から共感した杉本でしたが、
あらためて冷静に。
「じゃあ、メンズライクなスーツ」って
具体的にどういうこと?
というのをわたしなりに考察してみたいと思います。
—————
その① スラックスはテーパードが基本。
意外とわかりづらいのですが
メンズのスラックスって基本的に
ひざの巾よりすそ巾が小さいんです。
メンズスーツで、スラックスを
「ストレート」なシルエットにしたいと思って
ひざ巾とすそ巾を同じにすると
靴に当たってすそが広がり、
ブーツカットに見えてしまいます。
一方、女性のフルレングスパンツのスーツでは
「ストレート」と表記があったら
ひざ巾とすそ巾はきっと同じ寸法に上がってることが
多いと思います。
入社1年目、
若かりし杉本の大発見でした。
そうか、わたしが今まで夢見ていた「ストレート」は
メンズでいう「ストレート」
つまり「テーパード」だったのだ・・・!
おっと、
ちょうどいいところで
こんな画像をみつけました。
AKB48の皆さんがメンズスーツを着ている
既製スーツ屋さんの広告写真。
これは(たぶん)、ひざ巾よりすそ巾の狭い
「テーパード」なのです。
こんなイメージにしたい方がもしいらっしゃれば
「フルレングスで、テーパードにしたいんです!」
もしくは
「メンズっぽいストレートシルエットにしたいんです!」
と言っていただければ、
ミスコミュニケーションなくお仕立てできますよ。
それにしても、
篠田麻里子さんがなんとまあハンサムだこと。
すみません、
思いのほか長くなってしまったので
今回のブログは連作としたいと思います。
(需要がありますかしら…笑)
研究テーマ;
『「メンズライク」でかっこいいスーツって?』
杉本の飽くなき探究は、
続編へつづきます!