2018.01.25
オーダースーツの釦(ボタン)
**Signature Ginza Blog**
久しぶりの大雪…びっくりしましたね
大雪が降ると銀座店のリニューアルのときもそうだったなと思いだす
銀座店スタッフのの瀬野尾でございます。
まだまだ寒い日が続くようですので
皆さまどうぞご自愛くださいね。
さて本日は
スーツの釦(ボタン)のお話
標準でお選びいただけるプラスチックのボタンも
ベーシックでよろしいですが
せっかくのオーダーなら釦にこだわってみてはいかがでしょうか?
■水牛ボタン
水牛の角を削って釦にしたもの。
(色の違いは水牛の種類によって異なります)
高級なメンズスーツはほとんどこちらが使われています。
きりりとしたシャープさ、
1つ1つ模様の出方が異なり味のある雰囲気
(プラスチックの釦でも水牛に似せて作っているものもありますが
柄が全く同じになっているので袖の釦などよく見てみると見分けられますよ)
私のスーツも水牛の釦を付けているものが多いです!
水牛釦とAMFステッチ(衿、ポケットに入るステッチのこと)
は高級なメンズスーツでは必須ポイントです^ ^
■ナット釦
椰子の実の種を加工したもの。
(色の違いは染色によるもの)
水牛のかっちりした印象にくらべ、柔らかくカジュアルな印象。
ジャケット単品でのご注文でよくお受けいたします。
ナット釦は着用するたびに色が深まるとも言われています。
長く愛用するお洋服の楽しみにもなりますよ。
■貝釦
(貝の色によって黒・茶・白があります)
角度によって見え方がかわる貝釦
その美しい光沢はスーツを華やかにしてくれます。
以前私は濃紺のベーシックなスーツに黒の貝釦をつけておりました。
貝というと夏のイメージがあるかと思いますが
秋冬のスーツに使っても問題なく
起毛素材に貝釦の組み合わせもなかなかおしゃれですよ。
11月22日といえば「いい夫婦の日」ですが
実は「ボタンの日」でもあるそうですね^ ^
釦という漢字を今回のブログで使っておりましたが
明治時代に「ボタン」を「釦」と書くようになった日だそうです。
水牛釦・ナット釦・貝釦とご紹介しましたが
素材はもちろん、色によっても雰囲気や見え方がかわります。
ぜひスーツの釦こだわってみてくださいね。
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