2016.05.21
スーツの仕様あれこれ。
【東京のレディースオーダースーツショップ Signatureブログ】
こんにちは!新宿店の山田です。
本日は、ちょっと踏み込んだスーツのデザインについてお話^^
良かったら今後のスーツお仕立てのご参考までに!
初めてオーダーされるお客様が必ず(!?)と言っていい程
口をそろえて驚かれるのが
「スーツってこんなに細かくデザインがあるのね・・・。」
・・・確かに。笑
しばらくオーダー屋さんをしていると忘れてしまいがちですが、
衿の形がどうとか、釦の数がどうとか、
普段既製品をお召し頂いてるお客様からすると
え!?考えたことない・・。と悩むところですよね。
そこで!一番、考えているようで考えたことのないデザイン!?
でも意外と重要なアドバイスを私から。
・・・ズバリ!袖口についている釦の数。
◆普段デスクワーク仕事、ジャケット着用で書き物が多い方へ
書き物をしたり、キーボードをたたく際、
釦がテーブルにあたり「かちゃかちゃ」と音を立ててしまうのが
気になる方にも優しいデザインです。※勿論、スリットがより優しいです。笑
袖口にアクセントが欲しいという方へは、
静かに仕事も出来、デザイン性もある二つ釦がオススメです^^
◆ベーシック派の皆さんへ
ザ・王道の釦数!
スカート・パンツどちらとも相性抜群のデザインなので一番人気^^
スーツ地と全く違う色味の釦をつけても柔らかを保てる釦数なので
悩んだときは三つ釦がオススメです。
私も柔らかい印象の生地、スカートスーツで仕立てるときは
迷わず三つ釦をセレクトですヽ(^^)丿
◆せっかくのオーダーを楽しみたい!という方へ
既製品ではあまり見かけない四つ釦重ね。
オーダー感も出て、とてもマニッシュな雰囲気になるんです^^
パンツスーツでの仕立て、
メンズライクなデザインとも相性抜群なので
ちょっぴり周りとは違ったもの好きの方へオススメします!
ちなみにオプションになりますが、
袖四つ釦も本切羽加工をすれば静かに仕事出来ますよ。笑
【本切羽加工】 ¥2,000(+tax)~
そして実は、夏の暑い時期にも袖をまくれる優れものです(*^^*)
という風に、ジャケットの袖仕様だけでも
釦の数一つから四つまで、そしてスリット・本切羽仕様も含めると
6種類以上・・・(/ω\)
オーダーの際は、皆様の着用シーンやお好み、
そして生地やデザインとの相性によって選んでみて下さいね^^
また後日、その他のデザインについてもご紹介いたします。
お楽しみに。